2007年2月11日 (日)

札幌と倶知安の雪の降り方

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 この図は札幌と倶知安の積雪(青の線,値は左の軸)と降雪(黒い棒,値は右の軸)の平年値です。参考までに今年の積雪の推移をピンクの線で示してあります。そのままだと図が小さくて見えないので,図をクリックしてみてください。

積雪というのはそのとき積もっている雪の深さ,降雪(降雪の深さ日合計)は1時間ごとの積雪深の差を合計した値です。

積雪深の最大値は倶知安は札幌の倍ほどにもなりますが,積雪が最大になるのは倶知安,札幌ともほぼ同じで2月下旬頃。いつもの年でも,あと2週間ほどで積もった雪も次第に減り始めてくるということです。

そして,面白いのは降雪量の平年値。倶知安では1月下旬をピークにそのあとは少なくなっていくのですが,札幌はピークが高原状に続いて降雪量が減り始めるのは2月の中旬になってからとなっています。札幌では2月にドカ雪が降ることが多いのでこのような結果になっているのだと思います。札幌ではまだまだドカ雪への備え(心の準備?)が必要ですが,倶知安ではそろそろ雪かきから開放される日も多くなってくるのがこれからの季節です。

気象庁の平年値の統計を見ても,ニセコの深雪は1月末にはピークとなって,これからはだんだんパウダーが期待できる日も少なくなってくるということがわかります。特に今年は暖冬傾向で雪が少ないので,貴重なパウダーを食べ逃さないように! 明日は早起きが賢明です!

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2007年1月11日 (木)

週間天気予報

屋外での行事の予定を立てるときなんかに週間天気予報はよく利用されると思います。でも,外れてがっかり,ということも多々ありますよね。そこで,週間予報の賢い利用法を紹介します。

1.週間予報の後半(5日目以降)は基本的に参考程度に見る(信用しすぎない)。

2.「雨マーク」は前後にずれることもあるので,予定の日の前後の予報も参考にする。

3.予報の後半で「曇マーク」の日は,もしかしたら雨の可能性もあるとマークしておく。この場合,降水確率にも要注意。確率40%とかだったらかなり雨の可能性も高い。

4.予報の信頼度がCとなっている日の予報は全くあてにしないほうが良い。どうなるかわからんと考えとくのが賢明。

週間予報に「信頼度」という情報がついているのをご存知の方は少ないことでしょう。テレビや新聞の天気予報にはまず登場しないので無理もありません。でも,気象庁の発表する週間天気予報には「日別信頼度」という情報がついています。たとえば,以下のページをご覧ください。天気とか降水確率とかの予報の下に「日別信頼度」というのがA,B,Cで示されています。

気象庁HP 週間天気予報

「信頼度」の意味は週間天気予報の解説に出てますので詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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2007年1月10日 (水)

北海道日本海側の大雪

北海道日本海側では時々半日で50cmを超えるような大雪になることがあります。特にこれが札幌を直撃したら,多くの人が住んでいるだけに影響は甚大です。

こんなときはたいてい,ロシアの沿岸から延びる一本の太い雲バンド(雪雲の帯)が影響しています。下の写真は2007年1月10日(今日)21時の北海道付近の衛星画像(赤外)です。稚内からまっすぐ東に行ったロシアの沿岸に一本だけ陸のすぐ近くから日本海に伸びている雲の帯があるのがわかると思います。

Yukigumo これが問題の雲で,風向が北西~北北西くらいになるとちょうど札幌めがけて延びてくることになって,大都市の交通をまひさせます。

その時々の条件によって途中で曲がったり,周りの雲バンドも合わせるようにして太ったり,いろんなパターンがありますが,北海道の日本海側の大雪を予想するときにこの雲バンドの動向は要チェックです。

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2007年1月 6日 (土)

爆弾低気圧

急速に発達する低気圧のことを爆弾低気圧といいますが,今,日本付近を進んでいる低気圧は正真正銘の爆弾低気圧となりそうです。

「爆弾」の基準は一応決まっていて「緯度φの所で中心気圧が24時間に24×(sinφ/sin60°)hPa以上降下した温帯低気圧」です。緯度40度で計算してみると18hPa。

6日9時の低気圧の中心気圧が1008hPa,7日9時の予想気圧が960hPaですから,1日で実に48hPaも発達する予想になっています。

こういうときは,それまで穏やかだった風が急に強くなったりして事故につながりがち。台風がくるときの覚悟での備えが必要です。

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私設観測所

雪が多いことで有名なニセコでもこの冬は雪が少ない状態が続いています。

雪かきの目安にと立てた棒っこと安直手作り降雪板で積雪,降雪を観測してますが,現在積雪63cm。2007年になってから降った雪はわずか7cm。来週は冬らしい天気になりそうですが,それもそう長くは続かないようです。

下の写真の左が降雪板,右が積雪深計(棒っこ)です。

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