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2007年1月 5日 (金)

気象予報士にできること

気象予報士という資格があるのは皆さんご存知かと思います。

きっとテレビのお天気お姉さんなんかをイメージされる方が多いことでしょう。気象予報士というのは気象庁以外の人が天気予報をするための資格なんですが,試験に合格して気象予報士として登録すればだれでも天気予報が出せるというものではありません。

気象庁から提供されているデータを買ったり,気象予報士を必要な人数だけ集めたり(一人でも許可が取れないことはないけど,普通3-4人は必要)しないことには気象庁から天気予報の許可が下りないことになっています。

「気象庁のデータ」というのも結構高かったりするので,なかなか手軽に「天気予報始めました!」というわけにはいかないのが現状です。

だけど今の国の借金のことを考えると,今後,国がやってくれる仕事はどんどん減っていくでしょうから,地元の天気予報は地元の民間の気象予報士が提供していくしかなくなってくる日もそう遠くないような気がします。

そんな時代に向けて,地元の民間気象予報士がもっとどんどん活躍できるような社会が作っていけたら良いなあ,などと大それたことを考えております。

まずは,「天気予報開業キット」みたいなものを手ごろな値段で提供するような会社が必要かな。そして,最大の難関は,地元の気象予報士として食べていけるためのビジネスモデルの確立ですね。気象情報をひとつの商品として買ってもらえるだけの価値をどうやって提供できるか?難しそうです。

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コメント

地元の天気を地元の気象予報士が作っていけるようになればとてもいいですね。私も一気象予報士として何かできることないかと模索をしているのですが。。。ニセコであれば、観光、農業、自然観察、スキー、登山とどこの地域よりも自然と隣り合わせで一年中天気と密接に関係するところばかりなので、気象予報士の活躍の場がとても広い気がするのですが、難しいものなのでしょうか???

投稿: むらむら | 2011年2月20日 (日) 22時58分

むらむらさん,コメントありがとうございます。
日本では形のないものにお金を払うという感覚がないのでなかなか難しいですよね。地域の方に質の高い気象情報を提供して,対価を払うだけの価値のあるものだと認識してもらうことが大事なことかなと思ってます。
一応,簡単な地点の時系列予報を作成できるようなシステムは持ってますので,お力になれるかもしれません。興味をお持ちでしたらご連絡ください。

投稿: にいみ | 2011年2月21日 (月) 06時01分

ニセコ町の嘱託職員を募集している「地域おこし協力隊」という活動の応募を見つけて、観光と農業の発展に気象情報を使って何かお手伝いすることはできないだろうかと、感じた次第です。
ニセコ町は、環境と調和し農業と観光・商業が連携したバランスあるまちづくりを目指しているということで、何か有機的に結びつけることはできないだろうか。。。でも自分自身資格はもっているものの、予報の実務経験はないので、理想はあっても現実的に何からはじめて、そもそもそういうニーズがニセコにあるのかないのか、、、すらわかっていない状況なのです。
はじめから対価をもらうというよりは、まずは何かしら天気に関わる人が町にいらっしゃるだろうから、町の職員としては観光や農業の事業者をお手伝いする傍ら世間話のなかに天気情報を織り交ぜてアドバイスするとか、旅行客やスキー客により詳細に天気予報を提供してその日のツアー内容を提案するとか。。。なにかにいみさんが、地元で取り組んでいらっしゃる具体例などがあると大変ありがたいです。。。

投稿: むらむら | 2011年2月21日 (月) 23時02分

むらむらさんはニセコ町にお住まいあるいはニセコ町への移住をお考えなのでしょうか?
自分は冬はスキー場でアルバイトをしてまして,当然天気は仕事上重要な要素となるので,いつも天気のことを聞かれます。なので,毎朝出勤前に天気図や実況を確認して1週間先までの予報を自分の頭の中で組み立ていつでも答えられるようにしています。同時に,自動更新で最新のモデルの予測が見れるようなものも作ってお試しで見てもらってます。
「対価」に抵抗を感じてらっしゃるかもしれませんが,使える「情報」には相応の価値があるのですからそれに対してお金を払うのは当然のことと思います。気象予報士を食べていける資格にしなければいつまでも趣味の資格になってしまいます。ここを何とかしたいのですよ。

投稿: にいみ | 2011年2月22日 (火) 22時44分

コメントありがとうございます!
申し遅れましたが、私は現在は東京でサラリーマン生活をしており、10年ほど前に気象予報士をし取得した後、予報士会などの活動は何年かしていたものの、現在は完全なペーパー予報士です。
昨年隣の真狩村に訪れた際に羊蹄山を取り巻く自然に惹かれ、いつかこんなところに移住して自然にかかわる仕事ができればと漠然と考えていたところに今回の「地域おこし隊」の応募があり、検討をはじめたところです。(といっても応募は今月末までなのでほとんど時間がないのですが。。。)
一方、移住先で何ができるか、どういう貢献ができるかを考えたときに「やはり自分には気象がしかない」と思っていますが、こちらの予報士会の活動時もやはり、ご存知のとおり気象で食っていける人はごくまれで、いつも議論にはなっていましたが、所詮同好会の活動で終わってしまっているところに、何かもやもや感を感じたものでした。
今回の「地域おこし隊」に気象ができる人という要件はもちろんありませんが、ニセコという地域が年間通して自然に深くかかわる暮らしをしている方々に何かできるかも!とまだ直感で感じたレベルです。安直すぎるでしょうか???おっしゃるとおり、趣味の資格で終わらせないためにも。。。

投稿: むらむら | 2011年2月25日 (金) 00時47分

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